バンコクで赤外線撮影をテストしてみた

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BigCというスーパーに行った。日本でいうところの「ドンキホーテ」に位置する激安スーパーである。タイの地方都市には漏れなく展開し、田舎ではその町唯一の娯楽施設であったりもする。

勿論バンコクにもあり、伊勢丹近くの建物には電気製品から生活雑貨まで、安いだけが取り得というものがぎっしり並べられていて、タイ人の庶民層で満員電車のような大混雑。経費削減のためなのかレジは一階にしかなく、六階で何かでかいものを買ったら、一階まで持っていくのがひと苦労。

帰り、パンティーププラザで台湾製の「LifeTV」というものを買った。バンコクで借りているアパートには今時テレビが無いが、ケーブルテレビのアンテナ線は各部屋についている。

壁から出ているアンテナ線とLifeTVを接続すると、手持ちのノートパソコンでテレビを見ることができる──というわけ。PALにもNTSCにも対応しており、国選択でタイを選びスキャンすると、ほとんど設定レスでテレビが映った。NHKの国際放送もバッチリ。これで大河ドラマも楽しめる‥‥。

が、USBポートをひとつ潰すこいつの値段は何と6000バーツ。安物のテレビが買える値段の微妙なアイテムである。かつ、僕のパソコンにはUSBポートがひとつしかついてないのでものすごく不便。分岐させればいいんですが、見栄えが……。

午後、アパート共用のプールでコーヒーを飲みながら友人とダベった。尾藤さん(仮名)が規制前のナイトショット付ハンディカムを持参したため、下条君が実験台となって、本当に水着が透けるのかテストを行う。結果。水着の裏の金玉が透けて撮影されていたが、あまりうれしくなかった。
(文・クーロン黒沢)



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