プノンペンにプラモ屋開店。たぶん二ヶ月もたないと思う
プノンペン在住のCさん(仮名)から教わった新規開店のモデルガン専門店に雨の降るなか行ってみた。
ナーガカジノ近くにそれらしき店舗を発見。中はがらんとして、ガラスケースに中国製の軍事プラモが数点展示されていた。近くには等身大の兵隊はりぼて。しかし床はまだタイル貼りの段階で、商品はほとんど入ってない。
ドンドン扉を叩くと、中から留守番らしきカンボジア人が出てきた。まだ改装中だよ。と「改装中」看板を指差す男。おまえの店なんですか? と訊ねると、中国人のオーナーが別にいるらしい。
モデルガン専門店と聞いたのにメインはプラモデルのようで、それはそれで結構なことである。この国にようやく趣味の店が出現したわけだが、果たしていつまで持続するだろうか。
関係ないけど、日本の援助で6月から走っていた市内バスを最近見かけなくなって久しい。バスが走っていたこと自体忘れていたが、某ニュースサイトを見たところ、赤字確実のうえ日本は立ち上げ以降ノータッチ。プノンペン市にはそんなものを走らせるカネがなく、しかも用意されていたバスが右ハンドル(この国では一応禁止)だったため、膠着状態のまま運休中とのこと。
後先考えず物事を始めるとろくなことがないという良い教訓だった。