日曜特別企画 : 渡辺康史のおトイレ探訪 IN プノンペン その4

お洒落だけど派手じゃない。細かいところに気遣いを感じる素敵なトイレにお邪魔しました!

おはようございます。渡辺康史(やすし)です。

今回お邪魔するのは、郵便局前の小洒落たイタリアン「ラ・ヴォルパイア」です。関係ありませんが、私はカルボナーラが大好物でした。さ、無駄話はこのくらいにして、おトイレに失礼しましょうか。

まず驚かされたのは、便器に溜まった水の色ですね。ブルーレットを贅沢に用いたディープ・ブルー。柔らかな照明と相まって、言葉が見つからないほどの美しい色合いです。これに私のおしっこを加えたら、一体どんな色に変化してしまうのか……そう考えただけで、胸がワクワクしてしまいます。

失礼して、この国では珍しいKARAT製の便座に腰を下ろします。たとえ小用でも、ゆったり座って周りの風景を楽しみながら用を足すのが私の流儀。KARATの便座は安定感が絶妙です。いいねぇ、たまんないなぁ。ずっと座っていたくなるなぁ。

壁は純白のタイル張り、床は深緑と白のタイルを交互にあしらった粋なデザイン。イタリアンって感じがしますよね。う~ん。わかりました。

洗面の照明は適度に暗すぎず、明るすぎない白熱灯。これ、何ワットかな?

壁にイベントの告知ポスターが貼ってありました。微妙に剥がれていますが、気にしない感じが実にイタリアンだよねぇ。全体的にこれと言った特徴はないけれど、心地よく使えるおトイレの優等生。たまりませんねえ。
(文・渡辺康史)

La Volpaia
12:00-14:30 and 17:30-22:30
#20-22, Street 13, Wat Phnom, Phnom Penh
023 992 739

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