ロシアの風変わりな大富豪 船長にナイフ突きつけ脅迫→逮捕

ロシア人って本能で生きてるような気がして、いつも理性に縛られている自分の憧れです。

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ロシアの不動産王、セルゲイ・ポロンスキー氏。泣く子も黙るロシア空挺部隊出身。除隊後、不動産業界に身を転じ、友人とミラックス社を設立(現在のポートク社)。ロシア資源バブルの波に乗り、マンション・土地開発で巨大な富を手に入れたロシア財界の超大物です。全盛期にはヨーロッパ一の高層ビル建設を計画したり、宇宙旅行を計画したりと、好き勝手やってました。

しかし──。事あるごとにベトナム戦争の悪夢にうなされるランボーしかり、ポロンスキー氏も心身にトラウマを背負っているようで、会議中、突然重役の携帯をひったくって壁に叩きつけたり、テレビ討論番組で大物財界人を罵倒、顔面を殴られたりと様々な逸話に事欠きません。一昨年には雑誌・フォーブスの選ぶ「最も変なロシア人ビジネスマン九人」に選ばれています。

ロシア最大の不動産会社総裁として飛ぶ鳥を落とす勢いのポロンスキー氏でしたが、リーマン・ショック後の不動産不況で倒産の危機に追い詰められます……が、紙一重のところでロシア連銀による救済が決まって現在再起中。そんな氏の姿がどういうわけか昨年大晦日。カンボジアのリゾート地、シハヌークビルにありました。なぜかなぜか、軍施設の拘置所に……。

近年、シハヌークビルの離島リゾート開発に力を入れていたポロンスキー氏は、大晦日に年越し無人島パーティを計画。チャーターした船で島に向かう途中、何か気にくわないことでもあったのか、カンボジア人船長の首に突然ナイフを突きつけ、海に飛び込むよう脅迫。船室に監禁するなどやりたい放題。

さらには上陸した島で花火を打ち上げバカ騒ぎ。近くの海軍基地から駆けつけた兵士に拘束され、そのまま連行……。正月明けに保釈された氏は、もっか一緒に拘束された仲間の保釈手続き中。

2013年、今年こそはポロンスキー氏にも、皆様にも、そして自分にも、いいことがありますように。

※ 追記 : ポロンスキー氏。想像してたよりとっても不幸な事態に陥りました。詳細はこちらを!
(文・本因坊)

Russian tycoon seeks to resolve ‘misunderstanding’

セルゲイ・ポランスキー | Wikipedia

公開討論番組(2011) | ポランスキー氏、元KGBで大富豪のアレクサンドル・レベデフに殴られる。

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