特集 : シハヌーク前国王葬儀 遂に終了。遺骨はトンレサップ川へ──

シハヌーク前国王、火葬の儀式が遂に終わりました。

七日間にわたり行われてきたノロドム・シハヌーク前国王の国葬が、大きな問題もなく無事終了しました。

前国王が荼毘に付された四日、早朝から多くの市民が王宮前に足を運び、人並みは夜になっても途切れることなく、公式発表では約100万人が最後の別れを惜しんだとのことです。火葬場を見つめながら泣き崩れる人も珍しくありません。

国葬には元宗主国のフランス代表をはじめ、隣国タイ、ベトナムの首相、日本からは秋篠宮様と、各国から多くの要人が参列。遺灰は王宮前のトンレサップ川に流され、一部は王宮内の納骨堂に収められました。

終始、憔悴しきった表情のシハモニ国王。新しい時代が始まったカンボジア。今年は何か良いことがありますように!
(文・木村五兵衛)



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