北タイ取材記 : 有名な寺に行ってきた! と思ったら違う寺だったかも!?
普段寺なんか気にもしないのに、たまに探して見つかるわけないよね……。
14世紀末、メンラーイ王によって建築されたチェンマイを代表する名勝「ワット・ウーモン」。瞑想寺として名高く、迷走する本サイトの構成員である我々も瞑想するつもりで向かいました。
土地勘がなく、ワットウーモン、ウーモン、ウーモンユーティーナイカップ!と叫びまくり、着いたのは静かな寺でした。
薄目をあけて寝たふりをする猫を横目に見ながら、境内を見てまわります。かなり狭いです。奥に行くと小屋の中に作りかけの巨大な涅槃仏がありました。
涅槃仏が収まる小屋は、仏の形に天井がぶち抜かれていたりして、仏が完成次第、取り壊す予定なのでしょうが、貴重な製作工程が拝めたのは良いことです。
ひととおり巡ってホテルに戻り、プノンペンに帰ってこの記事を書くにあたり、Googleでワット・ウーモンを検索したところ、どう見ても私が行った寺とは違う場所の写真ばかり。
もしかしてあれはワット・ウーモンじゃなかったのかしら──。ならば一体何だったんだ!? 誰か教えてください。
(文・クーロン黒沢)
Wat Unknown
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お陰様で霧が晴れました
韻が近いワット・アンノン。
ウモンは、瞑想教室がたくさんありました。