カンボジア伝統の犬小屋発見! 風通し最高、日当たり最強
毎回犬に吠えられます。一体どこに? と思ったら、足元に犬小屋がありました。
お店の隣家に繋がれた中型犬。強烈な日差しでいつもぐったりしています。真横に犬小屋らしき物体がありますが、実はこれカンボジアでは珍しいものです。
私はこれまで、カンボジアで犬小屋というものを見たことがありません。この日が初めてかも。通常、カンボジアの犬は家の軒下や車の下、木陰で雨風をしのぐのが一般的です。
わざわざ犬小屋を作るなんて、愛情深い飼い主だ……と思いたいのは山々ですが、これはひどすぎる……。もしかして狙ってやっているのかとも考えましたが、あまりに中途半端すぎて判断に苦しみます。
確かにこれはこれで風通しは良いし、屋根は着脱式だし、掃除も簡単そう。家の美観とか、そういうささいなことはどうでもいいという、ある種の潔さを感じます。
でも、もう少しどうにかしたほうが良いのでは……と、ついつい余計なお節介を焼くのが日本人の悪い癖。大らかであれ! 北方謙三先生の声が聞こえてきました。
(文・クーロン黒沢)
このワン公は鶏豚牛さんの隣のクマエの犬ですね。最近は大きなパラソルが置かれています。何故か私には、媚びています。シッポとお尻をフリフリして誘惑してきます。頭を撫ぜてやると、目が恍惚としています。一日中、退屈なんで構って欲しいのでしょう。お手とお座りを教えてますが、覚えが悪いです。クマエに日本語は難しいかも?