メットフォンカンボジアリーグ2013 : 今年の優勝はスバイリエンFC

カンボジアでここ数年人気のスポーツといえばサッカー! ……かどうかは若干謎ですが、確かに楽しまれ始めているような気がします。

カンボジアのスポーツといえば、もっぱらキックボクシング等の汗臭い格闘技でした。

それを汗臭いバイタクや日雇い労働者が少額を賭けつつ熱く観戦している姿をよく見かけます。時々熱くなりすぎて、テレビの横でリアルファイトに発展する場面もありました。

それはそれで、ほほえましい光景といえばそうなんですが、時代は変わりました! さわやか系スポーツの代名詞「サッカー」も徐々に人気が出始めています。

そんなサッカーの国内トップリーグが「メットフォンカンボジアリーグ」。現在10チームが参戦しています。

総当り戦。上位4チームによるプレーオフで優勝を決めるもので、今年の優勝決定戦に残ったのはスバイリエンFCとボンケットラバーフィールドFC。

会場のオリンピックスタジアムにも大勢の観客が詰めかけました。試合は両チーム共に一歩も譲らない白熱した展開。結果、今年のリーグを制したのは1:0でスバイリエンFCとなりました。

優勝したスバイリエンFCには賞金57,000,000リエル(14,000ドル)が贈られます。この賞金、高いのでしょうか、安いのでしょうか? なんとも言えない微妙な額ですが、スバイリエンFCの皆様。おめでとうございます!
(文・木村五兵衛)



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