安倍首相のプノンペンスピード訪問記

安倍首相カンボジアに到着! と思ったらもう行ってしまった! 早すぎ! のカンボジア滞在記です。

就任以来、何もかも上手く行っている安倍晋三首相がカンボジアにやって来ました。しかし、スーパー忙しいので翌日朝には速攻ラオス行きです。早い、早すぎて見えないくらい。ひとつの場所で3時間以上話さないと気が済まないフン・セン首相とは大違いです。

この日、午後一時過ぎにポチェントン空港に降り立った政府専用機。ポチェントンの短めな滑走路をオーバーランしないかヒヤヒヤ物でした。

颯爽と降り立った首相は、挨拶もそこそこに慰霊碑へ献花。この日、首相は分刻みのスケジュール。とっても忙しいんです。厳かな雰囲気のなか、手を合わせる首相。国を代表する人とはこうあるべきなのでしょうか、凛々しいお姿です。

献花を終えた首相は速攻で首脳会談の行われる首相府へ。首相府では政府首脳や各国大使が勢ぞろいしてお出迎え。にこやかに挨拶し会談場へ移動、途中フン・セン首相との握手を行い記者への配慮も忘れません、素敵な方です。

会談が終わると覚書への署名と記者会見、安全保障連携強化と、保険医療制度関係の覚書に担当者が署名。終わりに乾杯!ですがふたりともほとんど口をつけません、フン・セン首相にいたっては一口も飲んでません。禁酒中? 私がかわりに飲みましょうか? と、もう少しで手が出るところでした。

電光石火の早業で首脳会談を終えた安倍首相は、王宮でシハモニ国王に謁見され、カンボジアーナホテルの医療セミナーに参加。日も暮れかけた頃、最後の訪問場所である国立母子医療センターへ到着。

玄関先で担当者の説明を受けると足早に病院内へ、病院内では新生児室等を見学し。最後に揃って記念撮影。ハイ!チーズ!パシャ! で、病院の後はフン・セン首相主宰の晩餐会に出席されました。

そんなこんなで約4時間のスケジュールをこなした安倍首相、短い時間とはいえ最大限に動かれていました。4時間で一本のスピーチが佳境に入るフン・セン首相も味わい深いですが、日本人ならではのコストパフォーマンスの高さに脱帽です。
(文・木村五兵衛)



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