人民党オールスター : 戦勝記念日を盛大に祝う

1月7日はカンボジア人にとって感慨深い日。「ポル・ポトを追っ払った記念日」です。皆さん盛大に盛り上がろう!

1月7日はカンボジアにとって重要な祝日。ポル・ポト派を追い払った戦勝記念日です。

35年前の1979年1月7日、現在のフン・セン首相、ヘン・サムリン下院議長、チア・シム上院議長の人民党三羽カラス率いる「カンプチア救国民族統一戦線」とベトナム軍が、クメール・ルージュが支配していた首都プノンペンを制圧。ポル・ポト政権の終わりを告げた日であります。

めでたい、めでたい、パチパチパチパチ!ということでプノンペンはお祭りモード。ダイヤモンドアイランドでは、朝から人民党主催の戦勝記念日式典が盛大に催されました。

会場中央に陣取った三羽カラスは左から、ちょっと素朴なヘン・サムリン下院議長。チア・シム上院議長。最近、若干露出が減っているフン・セン首相。そんな彼らの背後には政府のお偉い方々がズラリ。下院議長のスピーチに続いては、各国大使がお祝いの花を片手に登場。日本国を代表する隈丸大使のお姿もありました。

そんなこんなで式典は無事終了。国旗を振りかざした若者軍団が街へ繰り出し、戦勝記念日を祝います。

さて、与党に対する野党・救国党の面々も、そんな式典関係ないぜ!とばかりに記者会見を開き、山田五郎似のサム・レンシーと、人権活動家なのに差別用語バリバリの演説で群衆を湧かすケム・ソカー副党首がそろって登場。カメラに過激発言を連発しておりました。
(文・木村五兵衛)



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