これからは菜食や! ベジタリアン包子や! | 庫児養生素食館
肉入ってないけど、これはこれでイケるで~! 人気菜食レストランの菜食饅を食べてきた!
プノンペンで最も肉まんを消費する異邦人こと、木村五兵衛です。
先日、菜食レストランの菜食饅とやらをオヤツに食べたところ、これが美味いの美味くないのって、まぁ美味い! なんていうか肉が入ってるとか入ってないとか、そんな小さなこと気にするなよ!ってなほどウマイのです。
お店は毛沢東通りから143通りに曲がり、北に十数メートルの場所にあります。経営者は台湾系(たぶん)、お店自体は朝から営業ですが、蒸し物が並ぶのは夕方以降です。店外に台湾名物「臭豆腐」の屋台が出たら、それが販売開始の合図でございます。
菜食饅は1つ2000リエル(50円)プノンペンの肉まん相場にほぼ右へ倣えのプライス。妥当なお値段です。
販売員はやる気の感じられない姉ちゃん。そしていつ風呂に入ったのか定かではない、若干汚めのお兄ちゃんが対応します。菜食饅しか入っていない保温器を指さし、菜食饅をオーダーしているのに何回も聞き返されイライラさせられますが、日本人の威信にかけてオトナの対応を心がけましょう。
屋台が出てから一時間ほどは、まだ芯まで蒸しあがっていないので要注意。プノンペンで売られているローカルまんより若干大きめでボリューム満点。中には高菜、春雨、しいたけ、厚揚げなどがたっぷり入ってヘルシー。
肉なしですので肉汁ドバ~なんてことはありませんが、濃い目の味付けが癖のない皮と良く合います。プノンペンの肉まんは皮の風味が独特で好きになれないという人も多いのですが、こちらは台湾仕込み、安心して食べてください。でも、カンボジア人は逆にこの癖のない皮がダメだったりして、面白いですよねえ?
運動不足なプノンペン在住者にお勧め。どうですか、おひとついかがですか!
(文・木村五兵衛)