プノンペンのムスリム通信 ハラールおかゆでほっこりしてきました

カンボジア・ムスリム通信。ハラールおかゆでほっこりしてきましたよ!

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毎度おなじみ、誇り高きイスラムの民の最新情報をお伝えするカンボジア・ムスリム通信です。

今回はイスラムの民、御用達のおかゆのお話。おかゆはカンボジアでは「ボーボー」と呼ばれ、老若男女問わず人気のメニューです。
基本的にクメールテイストの料理を食するイスラムの民にも好まれています。

今回拙者はそんなおかゆをムスリム記者と共に食べてきました。場所はカンダール市場の近くにあるその名も「ハラールレストラン」
年季の入った看板と内装が長年イスラムの民の胃袋を満たしてきたことを物語っております。

こじんまりした店内に誰も見ていないのに響き渡る古典アニメ「トムとジェリー」。
変な宗教音楽とかではなく「トムとジェリー」というのがなんとも言えず素敵です。
メニューを見ると一見クメール料理屋と変わらないラインナップ。
このお店、使用食材に豚肉を使用せず、ハラル用の食材を使っているという以外、ほとんどそこらのクメール料理屋とメニューは一緒です。

早速おかゆをチョイス。値段は6000リエル(1.5$)。安くもなく高くもない、ごくごく普通のお値段。
カンボジアのおかゆボーボーには普通さかなかチキンが入っていますが、今回はチキン。
もちろんイスラムの掟に厳格に従ったハラールフードだということです。

運ばれてきたボーボーは見た目は全く普通です。大きめの丼ぶりに並々と注がれボリュームたっぷり。
ボーボーにはパクチーが添えられており、たっぷりのもやしと納豆に似た味のする豆を入れ、砂糖や胡椒で味を整えて食します。
日本のおかゆのイメージだと、老人食や、病人食、健康食的なイメージですが、
ボーボーはどちらかと言うと雑炊やおじやに近いかもしれません。けっこう濃い目の味付けが暑くて疲れた体には嬉しい一品。

この日は同行したムスリム記者が勝手に多量の砂糖を投入。
騙されたと思って食べてみろと促され一口。あら不思議本当に美味い。
大量に入れた砂糖ですが、甘さは感じず適度な塩加減に鳥の旨みとパクチーの香り、豆のコクが絶妙に絡み合って抜群の旨さです。
大きな鶏肉もゴロゴロ入って満足度は高い。速攻で完食。ごちそうさまでした。

イスラムの民御用達ということですが、ごくごく普通のボーボーでした。
変な宗教音楽がかかっているわけでもなく、食べる前に無理やり祈りを捧げさせられることものなく、イスラム色を感じることはありません。
改宗しなきゃ食わせねぇ!とかって店主に怒鳴られたらどうしようかと拙者ちょっぴり不安でしたが、
何から何まで普通のお店、おいしいおかゆで拙者ちょっとほっこりしちゃいました。
(文・木村五兵衛)



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