カンボジアの素:カンボジアの本あれこれ

この記事は90年代にミニコミとして出版したガイドブック「カンボジアの素」に書いた記事を復刻したものです。後年、情報を追記したりしていますが、全体的に古すぎ、記述が攻撃的で、正確ではありませんので、読んで懐かしむ程度でお願い致します。

1

正直言って、地球の歩き方東南アジア編94~95年度版の「カンボジア」は役に立ちません。役立つガイドブックとしてはロンリープラネットのカンボジア編ぐらいでしょう。

ただし、それでも使えない!という声も多数あり。ま、ロンリープラネットはカンボジアを把握する為には結構役立つと思いますよ。私は日本に帰ってきてから、この本を書くにあたって資料として洋書屋で買いましたが。

一応、カンボジアに関するお薦めの本として、数点挙げておきます。ただし、殆どの場合、旅行には役立たないのでよろしく。

●この目で見たカンボジア(大月書店・中村梧郎)1800円
●カンボジア、いま(新泉社・高沢こうじ)1800円
●カンボジアきたん(作品社・三宅一郎)1800円
●カンボジアの真実(亜紀書房・柴野たいぞう)1700円
●アジア美の様式・下(連合出版・J.ボワスリエ)2500円
●アジアの新聞は何をどう伝えているか(ダイヤモンド社)1600円
●激動の河・メコン(日本放送出版協会・NHK取材班)1400円
●アンコールの遺跡(霞ヶ関出版・今川幸雄)現地で5$
●風と地図と92年12月号(バックパッカーズクラブ)400円
(1994・下条)

遺跡巡るんでしたら、最近の「地球の歩き方」はずいぶんと参考になると思います。あんな石ころ‥‥と思っているような人は本なんか買わないで、そのへんのエロじじい捕まえてビールでもおごれば、貴方の求めている類の最新情報が入手できるでしょう。

メコンの国。も、まあまあためにはなります。つーか、移動マニアにはお勧めです。でも、カンボジアはバスとかタクシーで移動するよりも、バイクを借りるなり買うなりして、自分の力であちこち移動するのがお勧めです。国土もそんなに広くないし、真昼間ならまあまあ安全だし、主要道路から地雷はなくなったし……。

茂みでうんこするときは注意。つーか、お勧めって書いたけど、実際やって事故って頭かちわって管だらけで死ぬまで入院する自分の姿とか、ちょっと想像してみるといいかも。(2004)
(文・アジアの素編集部)



コメントを残す