カンボジアの素:バイアグラ的生ジュースで勢力増進?
この記事は90年代にミニコミとして出版したガイドブック「カンボジアの素」に書いた記事を復刻したものです。後年、情報を追記したりしていますが、全体的に古すぎ、記述が攻撃的で、正確ではありませんので、読んで懐かしむ程度でお願い致します。
70ストリート入口付近には、私が勝手に精力ジュース屋と名付けた謎の屋台がある。
座ると若いお姉ちゃんが、野菜と果物と練乳と卵の黄身と怪しい氷と砂糖をタップリ入れた、スペシャル怪しいジュースを電動ミキサーで作ってくれる。あるとき、これを飲み終えた10秒後に全身から汗が吹き出し、激しい吐き気と腹痛でホテルに飛んで帰るハメになってしまった。あと1分遅かったら漏らしていたかもしれない。でも、けっこういけるんですよ。これが。(1994・K)
この手の生ジュースを売る屋台は町のあちこちにあります。氷・汚い水・得体の知れないシロップ・腐ってるかもしれない果物殺菌してない生卵‥‥ と、大変リスキーな飲み物ですが、それなりにうまいので飲むんなら客が沢山いる店を選びましょう。マックシェイクを濃厚にしたような食感が魅力です。 (2004)
カキ氷を平行して売る店もありますが、そっちは現地人でも覚悟が必要な代物なのでやめたほうがいい。一度、食ったあとに目がまわり、なんとかホテルまで帰りついたのはいいが、便所に入った瞬間、口からゴジラみたいに垂直ゲロを吐き、そのまま二日間寝たきりになった。(2004)
(文・アジアの素編集部)