本因坊セレクト : 今日の視点 ああ野麦峠! バベットで二万人がデモ!
シックスサマナ記者、本因坊がセレクトした今日のカンボジアを映し出すとっておきニュース!
狭いアパートにすし詰めで暮らし、法定最低賃金で馬車馬のように機を織る女工さんたち。そろそろ我慢の限界か? 我慢の限界といえば今日はバレンタインデー。カンボジア・ベトナムでは男性から女性に花を手渡す習慣があります。連れ込み宿の客室稼働率が一年で最も高まるピンクの日。私に資産が七億くらいあったら、国内全ゲストハウスの空室をおさえて嫌がらせしてみたい……。
20,000 workers on strike in Bavet
カンボジア・ベトナム国境バベットの経済特区にて大規模なストライキ勃発! 二万人以上がデモに参加。現在の賃金は月64ドル。これを130〜150ドルまで昇給しろと談判。加えて交通費15ドル。技能ボーナス30ドルも要求。どうなることやら。
Scrutiny over hotel service fees in Cambodia
サービスチャージは何処へ行く? ──高級ホテルのレシートで目にする「サービスチャージ」。法律では、直接お客にサービスを提供した者が100%受け取ることが出来ると明記されています。ソフィテルは9割を従業員に還元。サンウェイホテルは8割還元で大体クリア。微妙なのはソカ-ホテル。サービスチャージ10%取るのに従業員には一律30ドルの支給。現地資本のホテルは従業員に厳し目ですね。
Cambodia business embraces Facebook advertising
数字で見るカンボジアのFacebook事情。現地リサーチ会社 “Social Media Plus” 調べ。カンボジアでは246万人がインターネットに接続(2012年)。2011年と比較して5倍の人数。Facebook人口は74万人、毎日1000人ずつ年80%のスピードで増加。ユーザーの約八割が34歳未満。カンボジアの多くの企業がFacebookをはじめとするソーシャル·メディア·ネットワークを利用してマーケティングを行なっています。
Minister says crematorium coming down
王宮脇に大金を費やして設置されたシアヌーク前国王の火葬場、記念碑として残されるという噂がありましたが、情報省大臣は否定。元々は王室の年中行事で利用されるスペースなので、5月の農耕祭までに撤去されるとのこと。写真を撮るなら今のうちです。
(抄訳・本因坊)