プノンペンで儲からない新聞を作るきっかけを作った詐欺師

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某軍事マニア氏が主催する毎年恒例の新年会に行ったまま(確か一月後半‥‥)、記録するのを忘れていたのでとりあえず。五年ぶりの参加だった。

小岩の台湾料理店「小味園」に集まったのは、僕とジェラルド君と某軍事マニア一族と、よど号ハイジャック犯の家族を日本に帰そうと活動している弁護士の人と、ユネスコの職員とそれから某出版社の人など、総勢10名ほど。

まず、mp3が入ったCDの配布が行われる。中には日本の軍歌が軒並み入っており、自作の歌詞カードが付いていた。心惹かれたのは「万歳ヒトラーユーゲント」作詞・北原白秋という凄い曲。こんな仕事もしていたんですね。「万歳!ナーチースー」とか「バンザーイかがーやーくハーケンクロイツー」とか。どうぞ

私がプノンペンで儲からない新聞を作るきっかけを作った男。元牧師・某NGOを運営する某氏が、タイ・カンボジア国境の救われない田舎町でとんでもないことをしでかして逃亡中との情報が入る。思ったより大物だったようだ‥‥。

んー、こう言っちゃうと騙された人たちには酷ですが、私はこのOさんも、Oさんの元仲間でやってることは彼と五十歩百歩なのに、何かの間違いで偉い人になっちゃってるMさんも、(痛い目には遭ったけど)そんなに嫌いではない。

どっちも世間一般の物差しで測れば詐欺師ですが、私にとってはネタ満載の面白いオヤジなのです。うーん、でも詐欺師なのは間違いないんですけどね。詐欺師と偉い人って紙一重なんだな。と、Mさん見て思います。
(文・クーロン黒沢)



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