四川火鍋 中国語でフォグォというらしい。うそかもしれない

s-00621 今日の夕食は四川火鍋。中国語でフォグォというらしい。
 いままで食ったことなかったが、偶然誘われたので食いに行くことにした。場所はユウナムスーパーという中国系スーパーの目の前。何故か店内にはジェニファー・ロペスの曲がかかっている。

 丸テーブルに座ると、いい感じで汗をしたたらせた女が注文を取りに来る。店の中には異臭が漂い香ばしい。同行の知人Tさん(仮名)が「鍋」というと、染みだらけのテーブルクロスがとりはらわれ、テーブルの下からガスコンロが出現した。

 しばらくすると、中央に仕切りのついた鍋がガツンと置かれる。仕切られた片方には真っ赤というか、それを通り越して真っ黒なスープ。もう片方には真っ白なスープが入っている。で、ガツンと置かれたときの衝撃でスープがこぼれ、若干量がテーブルに飛び散った。木目調のテーブルには他にも得体の知れない汁や染みがいくつもこびりついていて、なめたらいい味がしそうだ。

 黙って見てると小皿に入った具が次々とやってくる。本場ではメニューでオーダーするらしいが、ここでは何も言わずともテーブルの上が見る見る埋めつくされる。動物の脳、はらわた、カエル、雑草など……。なかには小皿がウェイトレスの手からテーブルに置かれ、手が離されたその瞬間、だらだら糸をひいているものもあり、胸の鼓動も高まりっぱなしだ。
 消毒の意味もこめ、ビールをしたたか流し込んでから具を鍋に入れる。赤いというか黒いスーブには唐辛子や山椒が腐るほど入っていて檄辛、白いほうは骨からとったさっぱり味。で、ぐつぐつ煮えた具を取って食うわけだが、手元に置かれた小皿に、なにやら怪しげなタレのようなものが入っている。

 訊くとこれをつけて食うのだそうだが、これがタレ、ただのサラダ油。油の上に白い塊が浮いていて、箸でつつくとネバネバした塊が油に溶け出してゆく‥‥。
 あまりつけて食いたい代物ではなかったので、とりあえず単体で黒スープに入れた脳味噌を食べてみるが、味と刺激が強すぎて咳がとまらない。そういえば風邪ひいてたっけ。そんで、箸は進まないのだが具だけは次から次とやってくるので、食欲はなおさら減退。しかし値段を訊くと食い放題で一人六ドル。高いのか安いのか、よくわかりません。



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