いろいろ電子化しています

エネマグラ経典、八刷!っと、それはいいとして

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部屋の本棚がヤバいことになってきた。そこで日本から担いできた中古のスキャンスナップで電子化にチャレンジ。その世界で言うところの「自炊」でござる。

先月、友人宅でひととおりスキャン手順を研修済みだが、その友人宅にはアレがあった。そう。3万うん千円するPLUSの裁断機である。雑誌なら一冊丸ごとバッサリできちゃう頼もしい奴。だが、プノンペンでそんなものは手に入らず、文房具屋でA3の中国製安物裁断機を20ドルで購入。

こいつが一度にザックリできる枚数はPLUS製裁断機の1/8といったところ。まさに価格相応。

それ以上の厚さだと刃が滑ったり、曲がったり、切り口がギザギザになったり、つまり失敗する。裁断機が上手に切れる厚さに揃えてやるため、しょっぱなカッター片手に本をバラバラにせねばならず、一冊、二冊ならともかく、数百冊だとかなりの手間だ。

まあでも、毎日欠かさず何時間も何時間もカッター片手にザクザクやってるとコツみたいなのも掴んできて、一冊おろす時間も短縮。あぐらをかいて巨大なハードカバーとか何冊も何冊も解体してると、段々、アザラシを解体するイヌイットのような気分になってくるから不思議だ。

ぶ厚い背表紙をキングサイズのカッターでザクザク切り離す。慣れないうちは周りがグッチャグッチャの紙の粉だらけだが、コツを掴むとスパッ、スパッと、熟練した皮剥ぎ師の仕事みたいな鮮やかさで余計なものが剥がれてゆく。腕は上がるばかりだが、応用のしようがないのでキリのいいところでやめるつもりだ。
(文・クーロン黒沢)

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6 comments

  1. お世話になっております。
    電子化したものはどちらで入手できますですでしょうか?

  2. 昔はよく、単行本化されないだろう雑誌記事を切り抜いてファイルしたりしたもんですが、便利な世の中になったもんです。
    ズバ王、アジアン王なんかに載ってる羅洲プーチン先生のマンガを切り抜いて電子化したい。

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