プノンペン写真生活 : 恐怖のクメールカスタム

最近、日本に里帰りした拙者でありますが、ついでに愛機をメンテナンスしてもらいました!

向かった先は幕張のキヤノン総本山、東日本お客様センターです。

いや~そこそこ綺麗な姉さんが丁寧に対応してくれ、満足満足であります。今回の修理依頼はカンボジアでエラー20による修理歴がある1D。ファインダー内で虫を飼っている7D、カンボジアで修理歴のあるレンズ70-200F4Lの三つ。お値段しめて32400円也、合掌。

カンボジアで修理終わってるのに、なんでわざわざ日本で出すのかって? 信用の問題ですな。

お店の名誉の為に店名だけは伏せますが、修理が終わってからも何かが変なんです。ひっかかるんです。気味が悪いんです。ここだけの話、修理と言う名のクメール・カスタムが施されてる気が強くします。ちなみに自分はLOTカスタムと呼んでおります。LOTに大きな意味はありません。詮索しないように。

一週間後、修理が終わってクロネコヤマトに運ばれやってきカメラは、すごく丁寧なプチプチ包装が施されていました。何重ものプチプチをはがして現れた愛機を見てびっくり。気のせいか、新品みたいに輝いてる! 外装は何もしてないはずなのに、なんででしょ?

修理報告書によると、

1D : エラー履歴を確認しましたが、時間が足りず今回は見送り(事前に連絡あり)
7D : 内部に指摘箇所確認(虫発見!)対応いたしました。
70-200F4L : ISユニットに不具合確認。部品交換とピント調整を行いました。

以上。ボディはともかく、レンズはカンボジア人によるカスタムがされていたようです。直ってよかった。

カンボジア投資ブームに沸く日本人の皆様。瞳がキレイだとか、勤勉だとか、昔の日本みたいだとか。感動は沢山あるでしょうけど、所詮こんなもんです。直すんなら直す、壊すんなら壊す。はっきりしてくれ! 某カメラ店。
(文・木村五衛兵)



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