本因坊アングラ紀行 : プノンペン・ゲイの集まる夢の島

ダイヤモンド・アイランドがゲイのハッテン場になっているという情報をキャッチ。

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思い起こせば10年前、カンボジアのゲイが出会う場所といえば、オリンピックが一度も開かれたことのないオリンピック・スタジアムでした。

過酷なポルポト時代を生き抜いた歴戦の同性愛者達が、夕日を見ながら、ひっそり手を握り合っていたものです。それはそれで情緒のある風景でしたが、時代は変わりました……。

今時のゲイはFacebookで相手の情報をチェック。フォトショップでこれでもかと改ざんされたプロフィール写真を熱い視線で引火するくらい眺め、身なりを整えてから、ホンダのスクーピー(通称・チンピラバイク)にまたがり、ピッチ島(ダイヤモンド・アイランド)で待ち合わせ。という流れが一般的です。

このとき大活躍するのが、ゲイ専用スマホアプリ”Grind’r”。アプリを開けばGPSで付近のゲイを感知。半径数百メートルにいる男臭いサムネイルで画面が埋め尽くされ、リアルタイムでチャットも可能。プロフィールには相手との距離まで表示されるという恐ろしい仕様。

新しい冒険を求める貴男。スマホ片手に町をうろついてみましょう。「ボン・レクスメイ19才、貴方との距離 47フィート」「ソク・ソバンナー31才、貴方との距離 3フィート!」。普段、貴方の生きている世界が激変すること請け合いです。
(文・本因坊) 

Gay scene and Grind’r on Koh Pich

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4 comments

  1. それはないです。そこら中に警備員がいるし。ただ、ゲイのヘッドマウントディスプレイを通して見た世界は、また違うんでしょうな

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