プノンペン不動産速報 : おおっ! またまた地価が上がってきたぞ!
プノンペン土地バブル。最近また復活の兆し。低迷していた地価も徐々に上りつつあるようです!
カンボジアの大手不動産会社 “VMC Real Estate” の調べによると、プノンペンの主要な大通り沿いの土地価格が、昨年の同時期と比較して16%上昇しているとのこと。
要因として「外国人の投資拡大」「政治的安定」「オフィスビルの需要拡大」などが挙げられています。どんな具合に上がっているかと申しますと……
モニボン&ノロドム通り
$3,500 ~ $4,500/㎡ ※昨年 $2,500 ~ $3,500/㎡
毛沢東通り
$1,500 ~ $2,500/㎡ ※昨年 $1,500 ~ $2,000/㎡.
ロシア通り
$1,000 ~ $1,500/㎡ ※昨年と変わらず
直近では、毛沢東通り沿いのフラット(100平米前後)が $450,000で、昨年比10万ドル以上アップ。つまり、市内中心部の立地が良い所は20~30%の割合で手堅く上昇しているようです。
今後もしばらくの間、外資系企業のカンボジア進出&投資ブームは冷めそうにないですし、今年行われる総選挙でも現政権の基盤は揺るがないというのが一般的な見方です。
加えて、アセアン域内の経済統合が2015年を目処に予定されており、ベトナム、タイの地価上昇にカンボジアも引っ張られるという期待感もあります。
景気のいい話ですが、外国人が単独でカンボジアの土地を所有することはできません。庶民は指をくわえてトランプでもするしかないようです。
(文・クーロン黒沢)