北タイ取材記 : チェンマイ交通事情 雲南ナンバーの車に要注意

タイ・チェンマイに雲南ナンバーの車がバンバン走ってるって聞いて、ホントに走ってた。

チェンマイにはタクシーや市バスも走っていますが、まだまだ少数派。幅を利かせているのは昔ながらのトゥクトゥクとソンテウです。なぜかバイクタクシーはありません。

ソンテウとは、ピックアップトラックに屋根とベンチを付けた乗り合いタクシー。料金は近距離なら10バーツから20バーツとお手頃です。赤、黄、白、青と様々なカラーのソンテウが走っていますが、市内を循環する赤ソンテウに乗る機会が最も多いでしょう。他色は遠距離ルートです。

赤は決まったルートを客を拾いつつ適当に周回していますので、手を上げて呼び止め、目的地を伝えて荷台に座り、降りたくなったらブザーを押して、料金は降車時に払います。城壁近辺なら20バーツが相場です。

さて、最近タイ北部に増えているのがチャイナナンバーの車。中国南部から自動車で乗り入れできるようになったそうで、多くの中国人が国境を越え、マイカーでタイ北部をうろついているのです。

地理にうとく、運転には不慣れ(中国とタイでは走行車線が逆)、それでいて結構な高級車ばかりで運転マナーは最悪。と、中々評判の悪い彼ら。

ほとんどは国境に近い雲南省のナンバーですが、かの地では「人身事故を起こしたら、忘れずにバックしてとどめを刺せ」というのがドライバーの不文律。事の真相はさておき、万が一、タイ北部で雲南ナンバーの車に轢かれたら、バックでとどめを刺されないよう転がって身を翻しましょう。これぞ生活の知恵。
(文・クーロン黒沢)



“北タイ取材記 : チェンマイ交通事情 雲南ナンバーの車に要注意” への1件のコメント

  1. 雲南省ナンバーの車が、北タイ、それもチェンマイまで直接ドライブして入り込んでいるとの事。この雲南車、高級車が多い。頑張って運転してくるものだ。運転は顰蹙ものであるという。=北タイ取材記 : チェンマイ交通事情 雲南ナンバーの車に要注意 http://t.co/Xk0L2gQiqD

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