マンセー! 売国奴木村 昼下がりのカフェで握り飯を頬張る

カフェ激戦区のボンケンコン地区で「おにぎり」発見! おふくろの味と思ったらオモニの味だった。

おにぎりには目がないオニギリストを自称する拙者。おにぎりカフェと聞いて、胸の鼓動をドクンドクンさせながら問題の店に向かいました。

カフェだらけのボンケンコンに、また新しくできた韓国系カフェ “Coffee Bean”。ガラス張りの明るい店内が癒しの空間を作り出しています。

ドリンクはもちろんのこと、クッキーやケーキなどのおやつ系も充実。今時のプノンペン女子や、暇を持て余した役人のおっさんなどで賑わっています。

拙者、そんな店内でどうにも内装と不釣り合いな三角形のアイツを見つけました。「キムバブ」と言う韓国名で呼ばれてはいますが、見た目はまんま、日本のコンビニに売ってる「おにぎり」です。

具は日本でもおなじみのツナ、肉味噌。そして韓国オリジナルのキムチと三種類。

中学時代の同級生と久々に再会。面影はあるけど何か違うような、感動と戸惑いが入り混じる複雑な感情に襲われながら、ツナと肉味噌味を食べてみました。

電子レンジでチンされた「キムバブ」は、手で持てないほどアッチッチ。包装ビニールの解きかたは朝鮮語で記されていますが、日本のおにぎりと全く一緒。日本と違うのは、ほのかに漂う海苔に塗られたごま油の香り。結構いけます。

ごま油なんてフレグランスで武装していますが、やっぱりおにぎりはおにぎり。角刈り&入れ墨の筋者ルックだけど、話しかけてみたらやっぱり同級生のアイツだった。みたいな懐かしい気持ちで店を出ました。

この店、何から何まで大容量なのが特徴です。コーヒー紅茶はもちろんのこと、無料の水も容量1リットルはある大きなグラスで出てきます。写真ではおにぎりがやたらと小さく見えますが、横のグラスがデカいだけですから。
(文・木村五兵衛)

The Coffee Bean and Tea Leaf

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