北タイ取材記 : チェンマイ中古市場潜入・前編 アグネス・チャンを発見したかも!

北タイを巡り、ハートウォーミングな出会いをお伝えするコラム。今日のゲストは元日本兵デース。

チェンマイで観光客必見のショッピングポイントといえば、何はなくとも毎週土曜日のみ催される「中古市場」です。名前が漠然としすぎてて何の市場なのかさっぱりですが、行けばわかるさ! と向かいました。

ケーオナワラット通りとバムルングラット通りの交差点を北へ曲がると、そこが件の中古市場。土曜日は車両通行止めなので、界隈に行けばすぐわかるでしょう。

道路の両側で、参加者がめいめいにゴザを敷いたり陳列棚を置いたりして、自慢のお宝を並べています。プラクルアン(お守り)、電源アダプタ、使い古しのケータイ、老眼鏡、古時計、灰皿……色々ありますが、九割はガラクタです。

ガラクタの中にも、見る人が見ると思わず「うむ」と唸ってしまうものもありますが、ガンガン照りの直射日光にさらされた正体不明のノートパソコンが1800バーツ(5千円?)だったりと、リスクも高そうです。

文化の香り漂う掘り出し物といえば、アグネス・チャンが少女時代にリリースしたLPレコードなんてのもありまして、これは私、買おうかどうか二分ちょっと考えこんでしまいました。

このほか、あらゆる皮膚病が一発で治ってしまう秘薬など、「中古」のカテゴリに属さないものまで含め、混沌としたこの雰囲気、たまりません! 次回に続く。
(文・クーロン黒沢)

チェンマイ中古市場

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