独占企画 : サム・レンシー氏からサマナ読者にまたもメッセージ!

サム・レンシー救国党党首から、なぜかシックスサマナを通して日本の皆さんに警告! 誰の言葉も信じるな!

11月16日、カンボジアを訪れた安倍首相がフン・セン首相と首脳会談を行い、安全・医療保障関係の覚書に署名しました。カンボジアと日本はこれまで以上に官民連携を強化していくことで一致したわけです。パチパチパチパチ!

続いて、あまり大きなニュースになっていませんが、フン・セン首相は選挙制度改革の支援を日本に要請、日本政府も大筋合意したということです。ところが! 首相がとったこの行動に警鐘を鳴らす人物が約一名。そうです。救国党のサム・レンシー党首です。

日本のお茶の間でも「この人、山田五郎に似てるわね」と人気のレンシー党首ですが、これまで弾圧された積年の恨みはなかなか晴れません。

選挙後も選挙管理委員会の不正行為を訴え、イム・スースダイ選挙管理委員長を政府の犬呼ばわり。選挙管理員会を「国民の選挙権を奪った泥棒」とまで言い切っています。

我々シックスサマナは、そんなサム・レンシー氏が地元の超ローカル祭りに参加するとの極秘情報をゲット。誰も取材にこなさそうな祭りに張り込み、単独インタビューに成功しました!

……と、問題発言が多すぎるため、下記の発言がサム・レンシー氏によるもので、我々の見解ではないことを予め申し上げておきます。

日本政府がフン・セン首相の言葉を信じないように望みます。フン・セン氏は厚顔無恥だ! 彼はどんな協力者やアドバイザーも望んでいない。そのようなふりで選挙協力を求めることで、時間稼ぎをしているだけだ。そうやって、権力にしがみついていたいのだ。

EUや国連、米国を本拠とする様々な団体が勧告してきたが、現政権は聞く耳を持たずにいる。日本政府が協力する必要はない。

7月に行なわれたカンボジアの国民議会選挙。政府発表の公式結果は定数123議席の内、人民党が68議席を獲得して単独過半数で与党となり、対抗馬とされていた救国党は55議席を獲得。カンボジアは二大政党制となった。

サム・レンシー氏率いる野党救国党は、選挙結果が不正の上に成り立っているとして異議を申し立て、独立機関による調査を要求。ところが政府は不正を認めず結果を確定。シハモニ国王が議会を招集するも、救国党は議会をボイコット。政局は迷走している。
(文・木村五兵衛)



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