360° 伝説の部屋を探して:小学校の校庭に棲む男 S木さん@プノンペン

究極の部屋を追い求め、日本のみならず世界を探訪する360°コンテンツ。人生再インストールマガジン シックスサマナの提供でお送りします。

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S木さん 52歳 写真家
西東京出身。年に一回、数ヶ月単位でカンボジアに滞在し、虐げられた人々の記録を続ける写真家。滞在中は10年間、援助を続けたスラムの小学校に宿泊するのが定番パターン。あまり歓迎されていない気配も如実に感じる今日このごろだが、それでも頑なに「牢獄のような部屋」でサバイバルを続けている。S木さんについてもう少し詳しく知りたい方は こちら のポッドキャストもお聞き下さい。

小学校校庭の片隅に佇む雨漏りのひどい物置小屋、ここがS木さんの城だ! 扇風機すらないトタン屋根の部屋は日中オーブンレンジの如く熱せられ、遠赤効果で骨まで柔らかくなってしまいそうな勢いである。

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Schoolyard house without privacy@Phnom Penh – Spherical Image – RICOH THETA


隣は雑貨店。買い物は窓を開けてオバチャンを呼べばよい。置屋みたいなテラテラのカーテンは窓面積の数分の一だ。

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Schoolyard house without privacy@Phnom Penh – Spherical Image – RICOH THETA


大勢の子供たちに覗き込まれ、プライバシーはゼロ。日が落ちるまで甲高い奇声が部屋中に響き渡る。

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Schoolyard house without privacy@Phnom Penh – Spherical Image – RICOH THETA


蒸し暑い部屋で、すでに数百回読んだ「地球の歩き方・カンボジア編」を読み返すのがS木さん至福の時間。



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