煮込まれてとろとろで、今まで食べた中で五本の指に入るおいしさ空港のカレー

s-0137 先週バンコクで「いもや」という居酒屋に行った。昭和30年代を意識した雰囲気……というと格好いいが、そのへんで拾ってきた板とトタンを繋ぎ合わせて作ったような内装。そして格安メニュー。ガストより安い。というより、禁煙だらけのバンコクで珍しくタバコ吸い放題なのが嬉しかった。嬉しくて15本くらい立て続けに吸ったら吐きそうになった。

 昨日プノンペンで古新聞を見ていたら、一面にでかでかと「心霊写真発見!」という見出しで、合成バレバレのお化け写真が掲載されていた。日本で言うなら読売新聞クラスの日刊紙なのだが、のどかである……。

 昔。ポチェントン空港(現・プノンペン国際空港)が田舎の高校の体育館みたいだった頃、入り口横にしょぼいレストランがあった。

 そういう所(例・空港)では余り飯を食わないわたしですが、なぜか腹が減り、そのときはカンボジアのレストランなんて初対面で金の話をする人と同じくらい信用してなかったのだが、カレーを頼んでしまった。

 んで、そのカレーがもう煮込まれて煮込まれて、とろとろで、今まで食べたカレーの中で五本の指に入るくらいおいしかった(注・気のせいかも)。きっと、何日も何日も煮込まれてたんでしょう。売れないから。100円くらいだったのにね……。

 その店は間もなく壊され、空港は少しだけ立派に建て替えられた。で、三、四年して再度建て替えられ、プノンペンで一番キレイな建物になった。

 現在の空港にもレストランはあるが、昔の泥臭い面影は既にない。例えて言うならS&Pみたいになってしまった。値段も高いので、ここで食事をすることは一生あるまい。と思っていたが、先日、人のおごりで飯を食うことになった。インドカレーだった。

 七年前に同じ場所で食べたものとは比較にならない、上品に盛られたカレーが運ばれてきた。一口食べたわたしは「包丁人味平」の強敵、カレー将軍こと鼻田香作のブラックカレーを貪る審査員のような勢いで、空港特製インドカレーを食った。

「こ、これは……」
「なかなか、万人向けの味にしてあるね」

 同行者(おごってくれた人)も一口食べて思わず唸る。というわけで、空港シェフの計算高さに敬意を表したい。で、もう一度食べたいのだけど、遠いから面倒臭い。でも明日あたり行くかもしれない。で、最近更新してないのは忙しいからです。

 因みにネタバレになりますが、鼻田香作のブラックカレーには麻薬が入っていたのでした。詳細はこちらから。
http://home4.highway.ne.jp/datzoido/BURAKKUKARE-gazou.html

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追記、空港のカレー、再びまずくなりました。



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