カンボジアの素:お酒

この記事は90年代にミニコミとして出版したガイドブック「カンボジアの素」に書いた記事を復刻したものです。後年、情報を追記したりしていますが、全体的に古すぎ、記述が攻撃的で、正確ではありませんので、読んで懐かしむ程度でお願い致します。

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税金が安い(無税かも)ので酒も安い。ビールは世界中のものが色々あります。最近ではアサヒスーパードライも平然と売ってます。インチキ臭い地元のビールはとても安くて薄い。個人的にはアンコールビールの生がおすすめ。生ビールは競争が激しく、原価割れすれすれで売っている店もある。

屋台の酒はラベルもなにもなく、自家製の香りがします。時々恐ろしい成分が含まれていて死人も出ています。時々だけどね……。
お土産にしたいのは「レスラーワイン」。筋肉モリモリの黒人ボディビルダーがラベルに印刷された、他に例を見ないワインです。ワインなのにひと瓶60円くらいで売ってます。地元ではかなりの知名度で、下品なテレビコマーシャルも必見。(2004)

プノンペン近郊の村で、自家製の酒を飲んだ村人が少なくとも23人死亡した。警察および保健当局が21日明らかにした。保健当局者の話では、問題の酒は現在、鑑定中だが、殺虫剤が混入されていた疑いが強いとしている。

カンボジアでは酒を醸造する際に殺虫剤を混入すると濃度が強くなるとの考えが広く信じられているという。警察は 、殺虫剤入りの酒を飲まないよう村人に警告している。(1998)
(文・アジアの素編集部)



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