カンボジアの素:食の基本

この記事は90年代にミニコミとして出版したガイドブック「カンボジアの素」に書いた記事を復刻したものです。後年、情報を追記したりしていますが、全体的に古すぎ、記述が攻撃的で、正確ではありませんので、読んで懐かしむ程度でお願い致します。

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屋台はあるが、タイの様に食材が山と積まれている様な光景をみる事はあまりない。

ハエなどをさける為か、しまってあるのが常の様だ。というわけで、指差し注文が結構難しいのだが、なんとか、散らばる食材を探し出し、身振り手振りで焼くかどうかとかを告げよう。値段的にボラれるなんてことはないと思う。

ま、誰か食っている人がいればそいつと同じものをくれというのが一番てっとり早いかもしれない。味は、タイと違って何処で食っても大体おいしいという事はなく、不味い店はとてつもなく不味い。それこそ、塩しか入ってないようなスープのラーメンとかもあるので注意が必要だ。

値段的には屋台ならオカズ1品とご飯で1000リエルぐらいから。ラーメンも1000~1500リエル。ま、食事に関してはあまりケチらないのが健康の為にもいいはずだ。目安としてマトモな所は、タイと同じくらいの値段だと考えていいと思う。

他には、カンボジアに似合わないようなレストランとかもホテルの1階とかに沢山あるので一度くらいは入ってみてもいいだろう。また、プノンペン市内には日本料理の店も何軒かある。

一応、カンボジア料理としては、ちょっと変わったラーメンとか色々あるらしいが、それほど特色のあるものは何もない。しかし、キャピトルの不味いニセ洋食を食うくらいならベトナム風中華料理とかを食べてみよう。もしくは無造作に新聞紙の上におかれているフランスパン(200~400リエル程)を試してみるのもいいだろう。手掴みで微笑みながら手渡してくれるハズだ。(1994・下条)

思い返すと、ご飯もバラエティ豊かになりました。キャピトルゲストハウスの周りには、外人向けの安い飯屋が沢山あります。1食1ドル出す気があるなら、エアコン付の喫茶店も幾つかあります。ハンバーガー屋も供給過多といえるほどあります。でも、マクドナルド等のメジャーな店はありません。良く似た名前の店は沢山ありますが。(2004)

洋食も、市内各所に美味しい店が沢山あります。まあ、まずい店もそれ以上にありますが、新聞なんかに広告出しているからといってうまいとは限らないし、こればっかりは時期によって状況が激変するので深いコメントは避けます。(2004)

冒険心。好奇心もいいが、変なものを食うと大変な思いをします。タイとは違います。(2004)
(文・アジアの素編集部)



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