カンボジアの素:キリング・フィールド フランス人のガイコツも飾ってありますよ
この記事は90年代にミニコミとして出版したガイドブック「カンボジアの素」に書いた記事を復刻したものです。後年、情報を追記したりしていますが、全体的に古すぎ、記述が攻撃的で、正確ではありませんので、読んで懐かしむ程度でお願い致します。
正直いって、ガイコツが三度の飯より大好きな人以外はつまんないと思います。フランス人のガイコツも飾ってありますよ。もっとも、小さな塔の中にガイコツが山盛りで詰め込んであったりする程度だけど。
唯一面白いのは行く道中で郊外の村々が見れる事くらいかな。広がる水田をみて、ああ、この国は自給自足の出来る国なんだなと強く感じちゃって、こんな豊かな国に援助なんか必要ない!なんて大声で叫んでみたりね。
途中、ラジオ局の放送センターがあるので、興味のある人はタクシーの兄チャンとかに交渉を頼めば見学させてもらえるかも。
入場は無料ですが、寄付をしてくれと頼まれることも。まあ、少しくらいならいいじゃないですか!。ここは市内中心部から約10キロ。途中の道路には表示も何もないけど、ほとんど一本道なので地図さえあれば一人でも簡単に行けます。バイクなら約30分程の道のりでしょう。バイクタクシーには2$も払えば十分。(1994)
いまではこのあたりにも家が立ち並び、にぎやかになってきた。近くを曲がるとプノンペン版・スモーキーマウンテン(ごみ捨て場)をみることもできる。日中はゴミ収集車が沢山走っているので、後をつけてみよう……。(2004)
(文・アジアの素編集部)