カンボジアの素:テレビ

この記事は90年代にミニコミとして出版したガイドブック「カンボジアの素」に書いた記事を復刻したものです。後年、情報を追記したりしていますが、全体的に古すぎ、記述が攻撃的で、正確ではありませんので、読んで懐かしむ程度でお願い致します。

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VHFが5局、UHFが1局の計6局です。それに加えてフランスのTV5が地上波流しています。

日本でFENのラジオ局があるのとおんなじ感じですかね?。ベトナムのVTVが入ることもありますが、これは断続的なので、予算次第でor政治状況で、やったりやらなかったりなのかもしれません。

VHFのうち3chと5chが一番人気があります。日本で日テレとフジテレビといったところでしょうか。片方がタイと国軍、もう一つはタイとプノンペン市の共同事業です。他の3つはどんぐりの背比べです。UHFのバイヨンTVは、華僑にやさしいTV局です。

スタジオがタクマウにあるので判るとおり、 首相に近いといわれています。まあアプサラTVもそうですが。ちなみに首相が殺された愛人ピリカさんと逢瀬を重ねたのも、このスタジオでの出会いが元だったとか。彼女の家も首相宅へ通じる道路沿いにあります(した)。(2003・X氏)

ローカル局のほかに、ケーブルTVに加入すると60チャンネル楽しめる。海賊放送なので何を見ようが月10ドル程度。ディスカバリーチャンネル、 ESPN等の定番はもとより、台湾系の怪しげなチャンネルも楽しい。

プロレスとお色気番組オンリーのZチャンネルでは、20年前の試合をまるで昨日のことのように放送している(馬場VSラジャ・ライオン等)。アメリカ発・ドマイナー女子プロレス団体のしょっぱすぎる試合(でも、色気ムンムン)も必見。

NHKはつまらないけど一応みれます。なんか大事件が起きたときとか、肝心なときに限ってハッチポッチステーションとかやっててむかつく。JETチャンネルは日本の古い(といっても2-5年くらい前のものが中心)バラエティ番組を24時間放送する台湾の日本マニア向けチャンネル。ラーメンと寿司とペットの番組ばかり(放映権料が安いのか?)で食傷するが、たまにはいいかも……。(2004・K)
(文・アジアの素編集部)



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