カンボジアの素:銃

この記事は90年代にミニコミとして出版したガイドブック「カンボジアの素」に書いた記事を復刻したものです。後年、情報を追記したりしていますが、全体的に古すぎ、記述が攻撃的で、正確ではありませんので、読んで懐かしむ程度でお願い致します。

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セントラルマーケットからポチェントン通りを空港方面に向かう途中にある市場。通称アーミーマーケット。それこそ軍事マニアならよだれを流して喜びそうなグッズが盛沢山。

ここでは、現行のカンボジア軍隊、警察官の服や靴、ワッペン、バッチに至るまでその殆どが手にはいる。また、古い軍事関係の放出品のようなジャンクも山程溢れている。。僕はここで軍用のごついガスマスクを発見してかなり欲しくなったけど、荷物になりそうなのでやめた。

ここでは小銃からライフルまで、要求すれば店の奥から出してきてくれるので、ジャングルを抜けてカンボジア各地をサバイバルしたいとか、ムカつくボリまくりタクシーをブチ殺したいとかそういう人は買ってみるのもいいだろう。本気にしないように。で、安いライフルならば40$ぐらいから手にはいる。各自の道徳心に期待する。(1994・K)

この市場は大変な社会問題になって、警察の摘発が何度も入りました。でもまだ売ってるらしいです。以前よりは警戒心バリバリで雰囲気も暗くなりましたが。主な顧客は銃に執着するマニアと、強盗予備軍の少年だそうです。(2004)
(文・アジアの素編集部)



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