中秋節 : 月餅ってのをたべてみたけれど……
中秋節も無事終わり、私の手元に月餅が……。できれば食べたくなかったけれど、勿体ないから喰ってみるか!
前回の記事でも紹介したように、9月最終日の中秋節は町の至るところで月餅が叩き売られておりました。まあ、この日を過ぎたら単なる腹持ちの良い非常食ですから、当然ですよね。
そして中秋節の晩。月餅はあまり好きじゃない私の手元に、特大四個入りの箱が届けられました。プノンペンでは一応、名の通ってる仙女印の月餅です。ま、ブランドだからって大して美味しいものでもないんですけど……。ええ、もらってそのまま捨てようかと正直考えてしまいましたが、食べ物を粗末にするのはダメ! ゼッタイ! 世代の生き残りとして、それは致しかねます。
しゃあない。ちょっとだけ喰ってそのへんのガキにでもあげよう……と、封を開け、一応記念撮影。
周りの餡は熱いお茶でもあればそれなりに食べられるのですが、中央部分の黄身が……。もう、ここだけは塩漬け玉子そのまんまの香りなんですよ。だから例によって(例年通り)中央部分だけ残して、周りだけサクっと頂きました。
で、まずいまずいって散々書いてあれですが、最近甘いものを控えてたせいか、このねっとり具合が妙に懐かしくて……。えー、気が付けば玉子部分残して全部喰っちゃったわけです。うな丼1.5杯分といったところでしょうか。今日の午後までに急いでおすそ分けしてしまわないと、残りも全部喰っちゃいそうな予感がします。
(文・クーロン黒沢)
常温で6カ月以上もつものもあるらしいです。
腐らないだけに、とてつもなく古いものが売っていることもあるそうです。私、お腹こわしました。