プノンペン僕の朝めし : ナチュラル・テイストなバナナパン
プノンペンの安宿街に、安宿おやじを虜にしてやまない素朴なパンがありました。
プノンペン中心部のオルセイ地区。オルセイ市場を囲むように、沢山のバス発着所が集まっています。
カンボジア国内のローカル路線だけではなく、バンコク、ホーチミンに向かう多くのバス会社がこの近辺を拠点とするため、界隈はいつもバスを待つ旅客で混雑しています。
周辺には、バックパッカーにお馴染みのキャピトル・ゲストハウスをはじめ、5ドルから泊まれる安宿も林立しています。節約を旨とする旅行者には大変便利ですが、ありとあらゆるものが集まりすぎたせいか、いつも大渋滞の大混雑。
以前、各バス会社に「ターミナルを少し外れに移せ」とのお達しがあったようですが、何の変わりもないところを見ると、色々と大人の事情があるようです。
今回紹介するのはキャピトルバス発着所の並びに佇む小さな雑貨屋。ここ、バスを待つ旅客向けに手作りのパンを販売しています。
当サイト一番のオススメは「バナナパン」。バナナ本来の味だけで真剣勝負している感があり、必要以上に甘ったるくない点が高ポイント。値段も2000リエル(40円)とお買い得。近頃自分の朝食は、こちらの2000リエルバナナパン。そして、1000リエルの豆乳。しめて3000リエルの60円なり。今朝も鉄板セットを腹に詰め、プノンペンを歩き出します。
(文・本因坊)
ハッピーピザの記事もお願いいたします。ハッピー・ハッピー!