本因坊セレクト : 今日の視点アジノモト、トヨタ、ホンダ……テラ！

シックスサマナ記者、本因坊がセレクトした今日のカンボジアを映し出すとっておきニュース！

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日本のバイクメーカーといったら、ホンダ、スズキ、カワサキ、ヤマハあたりがすぐ浮かびますが、テラ・モーターズはご存知ですか？

テラ・モーターズは電動バイク＆シニアカーを製造、販売する日本のベンチャー企業です。

2010年の会社設立以来、低価格を武器に販売台数を増やし、今やホンダやヤマハの電動バイク販売台数を抜いて、国内シェアトップに踊り出た凄い会社です。

今まさにテラ・モーターズは海外進出に力を入れており、先月末、東南アジア市場向けの電動三輪車を発表。

全長3.3メートル、6人まで搭乗可能、2時間の充電で最大50キロ走行、巡航速度50キロ。車体価格は60万円というスペック。

まずはフィリピン政府がアジア開発銀行の融資を利用し、1000台の購入を検討中。現地生産・販売体制を確立させつつ、タイやインドネシアへも進出する予定です。

カンボジアはまだ検討段階で具体的な計画はなにもないとのことですが。まあ、たしかに今カンボジアに進出しても一台7000ドルの電動トゥクトゥクは、ちょっとお高め。10万円もあれば、立派なトゥクトゥクが購入出来ますから……。

しかしですよ、5年後、10年後。テラ・モーターズの電動バイクが東南アジアに広まった日には「オレ、ニホン、ダイスキ！　アジノモト、トヨタ、ホンダ──テラ！」などと言いつつ、馴れ馴れしく肩を叩いてくるトゥクトゥクドライバーが増える事も予想されます。今のうちからチェックしておきましょう。
(文・本因坊)

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