目の悪い人に朗報 : メガネ、メガネ、プノンペンでメガネ 買ってみた!

歳とると、目が見えなくなったり、耳が遠くなったり、夜の元気がなくなったり。

拙者、最近目が見えず、道行く女の子もぼやけ気味という男性(51)から、メガネ屋さんに付き合って欲しいと頼まれ、嫌々付き合いました。

いや~。プノンペンもだいぶ進んだもんですね。拙者びっくりしちゃいました。

今回訪れたのは、プノンペンにいくつかの支店網を持つ「グランドオプティック」。店員に老眼鏡の有無を訊ねると、全く予期せぬ言葉の洗礼を浴びました。

「では別室で検査しましょう」

検査ですと! 言われるままに通された部屋には、見慣れぬ検査機器と、小奇麗なシャツのインテリ風青年が立っています。

「ここに顎を乗せてください」

言われるがまま、遠くを見たり、マシンを覗いたりすること15分、検査が終わりました。検査機器は全てメイド・イン・ジャパン。

検査とレンズ製作の担当者であるインテリ青年は、はるばるシンガポールの研修機関で技術者としての腕を磨いたそうです。疑いの目を向けると研修修了証を見せてくれました。

検査結果に合わせ、早速奥の方で何やら作業するインテリ青年。

作業の間、我々はフレームを選びます。店員が己の感性でセレクトした品を適当に、本当に適当に幾つか出してくれるので参考にしましょう。値段も超適当。10ドルから100ドル近いものまでバラバラです。

鏡の前で掛け比べ、気に入ったフレームを選べば9割は終了。今回は40ドルのフレームをチョイス。レンズ代金6ドルと合わせてトータル46ドル。安い……かな?

完成品は翌日受け渡し。ちょっと前までメガネひとつ作るにもバンコクやホーチミンまで足を運んだ過去が嘘のようです。意外とまともでびっくりしましたルポでした。
(文・木村五兵衛)



“目の悪い人に朗報 : メガネ、メガネ、プノンペンでメガネ 買ってみた!” への1件のコメント

  1. NAKA より:

    貴重な情報ありがとうございます。私、先月下旬バイク事故で近眼のメガネ破損しまして、不自由しておりましたが、PPで作るの躊躇していました。今度、6月下旬、来たとき、スペア作ってみます。

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