注意喚起!またもや救国党軍団がやってくるぞ!

シックスサマナから読者に注意喚起! 大事な用事は3時までに済ませろ! 救国党軍団がくるぞ〜!

最近大人しかった野党救国党が、タイの混乱にカンボジアも続けと、連日抗議集会を開催していることは皆さんご存知でしょうか?

集会は救国党に与えられた唯一の場所と言っても過言ではない「民主広場」で行われています。連日、数千人規模の支持者が集まり「フン・セン出て行け!」「我々は勝ったんだ!」とかいって盛り上がっております。

そんな集会場の発言は過激ですが、特に危険は有りません。皆さんが真ん中でノマドワークしてても殴られることもなければ、脅されたり、命の危険を感じることも多分ないでしょう。では何が注意喚起なのか!

「救国党」「集会」とくれば「抗議行進」です! サム・レンシー党首、ケム・ソカー党首を先頭に、プノンペン中を練り歩く事を最大の喜びとする救国党。野に放たれた野獣よろしく奇声を発して車道を占領、多大なる交通障害を引き起こします。

今も連日路上に繰り出しては主義主張をアピール、行進時間のプノンペンは大混乱。ただでさえ低い生産性が更に低下してしまいます。

連日の同行取材で掴んだ情報によると、彼等が行進を始めるのは大体午後4時過ぎ。3時過ぎにサム・レンシー党首、ケム・ソカー副党首が会場入り、まずは演説一発! 盛り上げてから行進というわけです。皆さん午後4時過ぎですよ!

行進経路は残念ながら日替わりです。行進中も右だ!左だ!と大騒ぎ、党首の護衛すら道を把握していない有り様。大丈夫なんでしょうか?

いずれにしても集会場を挟む二本の幹線道路のうち、ノロドム通りは規制が厳しく行進できないため、モニボン通りを必ず経由します。さらにサム・レンシー党首のFacebookページに「本日の行進順路」がグーグル・マップ付きでアップされますので、こちらで調べるのが基本でしょう。

というわけで、今後数日、いや数週間はなるべく午前中に用事を済ませ、午後4時以降はカフェでノマドるのが得策。支持者と一緒に行進して運動不足を解消するのも悪くないですが、治安部隊からフルボッコの刑に遭う可能性も……。また、命が惜しければ「4」という数字の描かれたものは持ち歩かないこと。
(文・木村五兵衛)



“注意喚起!またもや救国党軍団がやってくるぞ!” への1件のコメント

  1. みち より:

    これって、サム・レンシーがやってるの?
    http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=-EDfnJ-AwDo

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