大当たり？ コカ・コーラ社純正無炭酸コーラ

先日、チュナンダイ：カンボジア風鍋物屋でおもしろコーラを発見しました！

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こんなこともあるよね。途上国だもの。

東南アジアに長いこと住んでいると、衛生的な問題から水の摂取に用心し、水代わりにジュースやコーラを飲む機会が増えます。ご存知コカコーラは、値段も手頃でどこでも売ってるファースト・チョイスの飲み物です。

缶をあけた瞬間のプシュッという音。口に含んだときのジュワっと弾ける感覚。まさに炭酸飲料の王様です。炭酸のないコーラなど考えられません。ところが！

しかし、しかし、拙者先日、炭酸の全くないコーラに出逢いました。爽快感など全くない、ただの砂糖水に。

缶を開けたときのプシュッ！もシュワシュワもない。変だと思い缶裏面のロット番号を確認。隣にあった同じロットの缶も試しに飲んでみましたが、こちらも無炭酸の砂糖水。コレどうやって炭酸抜いたの？ 元から入ってなかったの？

何が一体どうなってるんでしょう。もう一本、隣に同ロットの缶がありましたが、恐ろしくて触れられませんでした。この日製造された数百本、数千本のコーラが炭酸抜きなのでしょうか。

やられた、なんと言う仕打ち。疲れた体に染み入る砂糖水。なけなしの金を叩いてコーラを買った日雇い労働者、農村の少年、これが生まれて初めて飲むコーラという人もいるでしょう。国破れて山河在り。おばちゃん、ミリンダひとつ！
(文・木村五衛兵)