銀行が潰れるってこういうことだったのか

s-0016一時帰国中だったプノンペン在住のI氏が明日の朝、カンボジアに戻るというので秋葉原で待ち合わせ。妙な喫茶店に入った。

元タイゲン貿易のあった建物のすぐ近くにあるその店は、店内に飾られた六台の時計がぜんぶ狂っているにも関わらず、無愛想な店長らしき男は一向にシカト。客は俺たちだけで、しかも食い物がホットドッグしかなかった。

それはいいんだけど、私のメインバンクであるタイ農民銀行のプノンペン支店が昨年12月で閉鎖されていたことを今日知りました。そんで、僕はこの銀行にまあまあな額を預金していたのでした。終わりました……。

ニュースで「○○銀行破綻。預金保護のため国民の税金が○○円無駄に……」系の話を聞くたび、そんなもんいちいち保証しやがって。危なっかしい銀行に預けるアホが馬鹿なんだよヘッヘッヘッと鼻で笑っていた私ですが、いざ自分が当事者になってみると複雑です。みなさんも他人をあざけるのはやめよう。バチがあたります。僕はあたりました。

でまあ、結論から言うとタイ農民銀行に預けたカネは後日、無事戻ってきました。仕事で戻れない私に代わり某社に頼んで手続きを代行してもらった訳です。手数料は取られたけど、仕方ないよね……

タイ農民銀行自体は普通の銀行ですが、プノンペン支店は採算とれる見込みがないので閉店というわけで、1月中は解約に応じるそうです。で、ここ数ヶ月の間に名前からしてヤバさ満点な「グレートインターナショナル銀行」その他、結構な数の銀行が潰れました。

ジェラルド君のかみさんに女の子の赤ちゃんが! 出産は当分後なれど、おめでとうございます。

昨日、数年前に参加した軍事共産アジアマニア主催の新年会から、数年ぶりに招待状が届く。参加するだけで寿命が一年縮まるという恐ろしい会ですが、今年は久々に参加しようと思う次第。会場は新小岩の怪しげな中華料理店で、詳しくは後ほど。
(文・クーロン黒沢)



コメントを残す