世の中面倒くさいことばかり。原因は三台ともシリアルナンバーが削り取られていたから

s-802se-e 我が家にはコンパックのアルマダM700というノートパソコンがなぜか三台ある。一台は電源すらつかない状態で、もう一台はハードディスクのアクセスランプ(LED)が壊れ、DVDは読めるけど何故かCDが読めない。残り一台は音がでない。見ざる聞かざる言わざる……みたいな感じ。バッテリーは三台ともくたびれていて、寿命は二秒ほど。

 電源のつかない一台はさておき、残り二台は使おうと思えばまだ使えるが、薄気味悪いので使わない。ここは一発、修理に出してさっぱりしようと思い、日本HPのサポセンに電話をかけた。

「……というわけで、修理したいんですけど」
「ハイ。わかりました。それではシリアルナンバーをどうぞ」
「…………」
「どうぞ!」
「…………」
 言えなかった。なぜかと申しますと、三台ともシリアルナンバーが削り取られていたから。
 かつて購入先から「絶対修理に出すな」ときつく言われていたのを思い出し、途方にくれました。仕方なく「あっ、会社に置きっぱなしなんで、また電話します」とかウソをつき、受話器をおく。
 ため息をついてすっぱり諦め、別の問題について考えることにした。

 昨年購入したボーダフォンのNOKIA 702NK。もともとカンボジアで使おうと買った次第だが、四ヶ月経ったいまも、SIMロックのはずせそうな気配はまるでない。かといって、普通に海外ローミングする意志も金もない(とっくに解約済み)。第一、うちの家系は代々auの携帯を使っているので、今更キャリアを乗り換えるのもバカバカしい。ましてやボーダフォン……。

 仕方なく、プノンペンでは今まで使ってきた大昔のソニー(非エリクソン)携帯を使っている。六時間で電池が切れる迫力の白黒液晶。こいつの電池が切れたときには、もっと古くて、昔の自動車電話みたいにでかい、泣く子も黙るNOKIA 1011を使う。流石のカンボジアですら、未だにこんなの持ってる奴はおらず、通行人からはかわいそうな人を見るような目つきでジロジロ見られ、ほぼ乞食扱い。

 そこで色々考えた結果、ボーダフォン(ソニエリ)の3G携帯”802SE”が、安価でシムロック解除できて機能も無難という感触を得た。シンビアンOSの携帯が欲しかったが、この際背に腹はかえられず、ヤフオクでSIMロック解除済みの802SEを探すと、概ね四万から五万円台。高い……。

 802SEはリモートでSIMロックが解除できる。筐体番号を海外のオンライン解除屋に送れば、数千円で解除可能。ところが、最近の802SEはSIMロックが強化されてリモートできなくなったという噂もあり、ま、バンコクまで持っていけば400バーツでケーブル解除してもらえるのだけど、めんどうくせえ。

 それより面倒くせえのが契約解除。ヤフオクの白ロム(契約解除済みの電話機)は二万円から三万円台後半と割高。
 もちろん、新品を1円とかで売る店もあるので、そういう店で買って自分で契約解除すれば、総額1万円ちょいとかで納めることは可能である。でも、契約解除のとき「海に落としちゃって……」とか、すぐバレるウソをつかねばならず、なおかつショップから罵られ、ネチネチ説教され、食い下がられ、訴訟起こしますよと脅され、と、うざい手順もあったりして、いやになります。
 
 ……と、下らないことで悩んでいたバチが当たったのか、六月刊行予定の書籍がめでたく遅れることになりやした。待っていてくれた方、ごめんなさい。

追記 ノートの修理は竜家NETがオススメです。世界中、何処に住んでいても、どんな改造してあろうが、修理に応じてくれると思います。ここよりサービスの良い所は少ないです。……だそうです。コメントから。



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