カンボジアの素:エロ按摩
この記事は90年代にミニコミとして出版したガイドブック「カンボジアの素」に書いた記事を復刻したものです。後年、情報を追記したりしていますが、全体的に古すぎ、記述が攻撃的で、正確ではありませんので、読んで懐かしむ程度でお願い致します。
カンボジアで急速に増えているのがマッサージ店である。大概は、カラオケやサウナ、スロットなどの施設も一緒に入っていて、一応のカモフラージュも忘れない。バイクタクシーにタイ・マッサーとか言えば連れて行ってくれるだろう。
セントラルマーケット近くの路地を入ると「大世界」といううさん臭い店がある。入ってみると怪しい日本語を操る女マネージャーがいた。料金はおおよそ1時間で5$。ソープ風のボディーマッサージはもうすこし高い。
女の子はベトナム人、タイ人、地元民と取りそろえ、洋服の色で人種別に分けてある。年齢も十代から四十代程の握力強そうなオバちゃんまで多種多様。
マッサージ目的で来て、本当に疲れているなら、オバちゃんを選ぶのが正解である。若い女にマッサージをしてもらっても欲求不満甚だしいし、ほとんど効果がないしで複雑な心境に陥ってしまう事まちがいなし。(1994・下条)
いまではまともなマッサージ店も沢山あります。足裏のツボを描いた看板を掲げている店は正統派のマッサージ店であることが多く、対してホテルに併設されているようなヒナ段つきの按摩屋は行ってもチンコばっかりもまれます。精神的にも良くありません。(2004)
大世界はまだ営業中。ちょっと前まで、女の子が素っ裸になるカラオケルームがはやっていたようですが、現地の実力者とかが個室でむちゃなことを色々やったため、自粛中(たぶん)。ロシア人までそろえていた時期もありました。(2004)
(文・アジアの素編集部)