ひとくちブックガイド:バンコクで外こもり

我が家に突然本が届いた! 


封筒ビリビリ破ってみると、現れたのは同志・皿井タレー氏の新作「バンコクで外こもり!」だった。 あなたにもできるユル気持ちいい海外逃避生活。

……てなわけで、発行は最近、マイケル・ジャクソン唯一の自伝なども出版して絶好調の河出書房新社。

親切丁寧な仕事で定評のある木村さん編集ということもあって、納涼ロケット祭りから、ソープ狂いを皮膚病の狂犬に阻止された話まで盛り沢山! バンコクといえばワット・ポーというあなたも、バンコクといったらテルメだろ。というあなたも、バンコクったらヤワラーのバス停の立ちんぼだべ。シシシシ! という一刻も早い血液検査が必要なそなたも! これはもう買うしかないと思う次第です。


そんな素晴らしい新刊の陰で、私の新刊も発売されました。おっとっとっと! 新刊は新刊でも「怪しいアジアの歩き方」の新装版だよ。 つまり、10年前に書いたアレを美しくリライトしたものです。

五日間、土蔵の中で一生懸命仕事した甲斐あって、随分と読みやすくなってるよ。記憶力の衰えた愛読者の方はこの機会に一冊! 500円だし。儲かったらその金で新作の構想を練るつもりです。ハイ。

おまけ。ちょっといい話

一昨日、バンコク滞在中のDJ北林から突然電話が! ソイカウボーイ散策中、突然ひとりの日本人青年から「あ、あの、DJ北林さんですか?」と声をかけられたとのこと。ついに俺も有名人の仲間入りだ!と、感極まって国際電話をくれた次第。でも、回線が悪くて40秒で切れちゃった。野犬退治の後日談、聞きたかったのに……
(文・クーロン黒沢)



“ひとくちブックガイド:バンコクで外こもり” への3件のフィードバック

  1. 昔の人 より:

    皿井さんの本、早速買ってきてすぐに読み終えました。
    言語センスにはいつも感心させられます。

  2. 準急停車駅利用者 より:

    「怪しいアジアの歩き方」もさることながら
    「怪しいアジアの暗黒食生活」のリライトを希望します。
    というのも最近怪しげな会社よりカンボジアへの投資話が
    メールで来ました。
    こんな感じ↓
    http://www.succeed-uwbc.com/uwbc/contents.php?series=7

    暗黒食生活では金の掘削などでも触れられていますよね。。。
    あと明日香とかお元気なのでしょうか?

  3. miran より:

    新刊嬉しいです!!
    『怪しいアジアの歩き方』は大好きで、読みすぎてボロボロに
    なってしまったので、絶対買います☆

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