フン・セン首相! ちょっとちょっと、ちょっと長くないですか?

連日、全国各地を飛び回り、国の発展のため尽力するフン・セン首相。まったく頭が下がります。でもそれはちょっと……

人は必要以上に力を持ちすぎると大衆との調和が取れなくなり、結局叩かれるものですが、カンボジア国民は皆さん首相が大好きです。首相いる所に笑顔あり……ちょっと言い過ぎですかね。

長いので有名なフン・セン首相の演説。この日も軽妙な話術で観衆を引きつけまくり、堅苦しくなりがちなスピーチも、聴衆の水準に合わせ臨機応変に対応します。

国際会議ではフォーマルなジョークで場を和ませ、ど田舎の農民相手には、まるで幼稚園児に言い聞かせるように、優しく 易しく喋ります。

そんな首相がスピーチ中、拙者あることに気が付きました。あろうことか首相、ズボンの裾を引きずっているではありませんか。しかも結構豪快です。

ちょっと前、女子の茶髪を激しく糾弾したほど、チャラいことが大嫌いな首相がまさか腰パンなんてしてる筈もなく、明らかに仕立屋のミスです。

首相もお忙しいなか、一々着るものに頓着できないのかもしれませんが、これは行き過ぎ。おすぎあたりに見せたら完全にアウトかもしれません。採寸した店員の無事を祈るばかりです。
(文・木村五兵衛)



“フン・セン首相! ちょっとちょっと、ちょっと長くないですか?” への1件のコメント

  1. 谷川 政敏 より:

    この長さは昔から、2005年絆橋落成式典でも同じでした。 あの頃までは身辺警護は北朝鮮でした。 性格は治りませんが、ズボンの寸縫が合わないのは頂けないですね、 後ろには知り合いの国の代表らのお顔が沢山、28日まではこのまま突っ走りでしょう。 野党も徐々にですが息吹いて来ている国です、バランスが取れるまでは、まぁあと10年はかかるでしょう。 国民への労働分配率の低さや社会格差や保障面など、日本の政治もあまり参考にはなりませんが・・・

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