熱帯のバレンタインデー 生花ビジネス絶好調です
昨日、2月14日は言わずと知れたバレンタインデー。一年で最もうんざりする日でありました。
私、バレンタインデーが嫌で嫌で、敬虔な仏教国であるカンボジアまで逃げてきたと申し上げても過言ではないのですが、近年わが町プノンペンでもこのチャラチャラした記念日を祝う嫌な風潮が見られ、案の定、問題化しております。
プノンペンの若い男女にとってこの日は一年の最重要イベント。プチュンバン(お盆)より重要と言い切る若者も少なくありません。
日本じゃ女がチョコを渡しますが、タイやカンボジアでは男性がバラの花をプレゼントします。
路上の物売りは、この日のために赤いリボンや風船でデコレーションしたバラを並べ、目ざとい学生もまた、学園祭気分でバラを売ります。やり方によっては、一日百ドル以上稼ぐ売り子も珍しくありません。
つい一昨日まで旧正月の菊の花を売ってたおばさん。今日はバラ専門店かよ……と思いきや、売れ残りの菊の花もちらほら。
男と女が一斉に愛を語りだすわけですから、ご想像通り、バレンタインデーに限っては市内のホテル、ゲストハウスの類が軒並み満室となります。
政府は未成年の女性に純潔を守るよう注意勧告。女性省は内務省・青年スポーツ省と提携し、バレンタインデーに限って市内の主要ゲストハウスに警官を配置。18歳未満のカップルを積極的に取り締まりました。
万一、未成年の利用が発覚した場合、ゲストハウスには罰金が課せられます。
(文・本因坊&クーロン黒沢)
王宮横の小洒落たチョコレート屋が
ハート型チョコ専門店になってました。
普段はハイセンスなチョコばかりなのに
昨日はハート型のチョコに味のある模写で
あのネズミさんやくまさんが書かれてて完全に
クマエ向けラインナップでした。
しかもめちゃくちゃ高い!
一個22$なり。
え!なんでそんな店に行ったかって!?
好いてる飲み屋の姉ちゃんにちょっと。
「女性省は内務省・青年スポーツ省と提携し、バレンタインデーに限って市内の主要ゲストハウスに警官を配置。」日本も見習うように。 RT @kurosawa6502: 熱帯のバレンタインデー 生花ビジネス絶好調です http://t.co/9aILeL5R