特集 : シハヌーク前国王葬儀 胸に輝く謎の赤十字バッジ!
見てはいけないものを見てしまいました。 シハヌーク前国王の肖像画にコラ職人の影?
国葬中、町の広告看板はどこもかしこもシハヌーク前国王の肖像画に早変わり。広告代理店はウハウハだったでしょうが、それはともかく拙者、おかしなことに気が付きました。前国王の肖像画に、何者かによるコラージュ跡が見受けられるのです。
通行人に優しく微笑みかける元国王。しかしですよ、どんなにキレイに仕上げようと、アイコラ鑑賞歴うん十年の拙者にはお見通し! 胸に赤々と輝くカンボジア赤十字のバッジ。これ、明らかに後から合成されたものです。
元国王の肖像は解像度が足りていないらしく、顔を近づけると若干ドット絵調となっているのに対し、赤十字バッジだけは高解像度バリバリ。つーか、この絵にバッジつける意味って、どんな意味なんでしょう。
カンボジア赤十字といえば、首相の奥様であられる「あのお方」が仕切る、泣く子も黙る最強団体。プロレスに例えるなら90年代の新日本てとこでしょうか。今更どうこう言うつもりはありませんが……。
(文・木村五兵衛)