今日の小ネタ : アジアの雨季到来 手漕ぎボートが欲しくなる季節
いよいよ雨季到来。一日中曇らないだけまだマシですが、凄まじい雨の後は、普通の日本人が絶句するような光景が街中で……
カンボジアの雨季はパターンが定番化しています。朝から昼にかけてはがんがん照り。午後2時くらいから入道雲が顔を出し、3時ごろには空がねずみ色の雲に包まれ、シトシトシト……ドバァッ!と降り、2時間ほどでなんとなく回復。みたいな……
毎日この調子なら予定も立てやすいのですが、たまに、イレギュラーなスーパー豪雨が訪れます。先週の豪雨はひどかった。いつもと同じ2時間程度の雨ですが、牛丼で言うところの特盛でした。
道路は冠水。特にトゥールコックは大半の通りがため池状態。慌てて水を掻きだす家族もいれば、あきらめモードで新聞を読んでいる家族も。どちらの家族が幸せかは、ちょっとわかりません……。
マフラーに水の入ったバイクが次々エンスト。車もエンスト。ちょうど帰宅時間に重なったこともあり、至るところで水蒸気まみれの渋滞。最悪です。
ほんわかコラムなら「でも私、そんなプノンペンが大好きです!」みたいなオチをつけるのでしょうが、いい加減うんざりしてます。
(文・クーロン黒沢)