愛車のお手入れ欠かさずに。プノンペン洗車ショップ情報

町中ホコリだらけ。なぜか手洗いよりも洗車機で洗ったほうが高いという不思議な町・プノンペン。愛車はいつもキレイキレイに!

プノンペンには「キタナイ車は進入禁止」という、法律だか条例だかよくわからない掟があります。

田舎で泥だらけになった車を洗わないまま市内に入ると、運が悪けりゃ交通警官に停められ、罰金という名の小銭をとられてしまいます。だから、町の入り口に洗車屋が多いのかな?

泥や埃もですが、ボディーにこびりついた鳥のフンもしかり。発見したら、まずは洗車屋へ。鳥フンは高分子のべたつきを持つ強アルカリ性物質。温度が上がると塗装面を腐食させますよ。

さて、市内にむらなく点在する洗車屋さん。ここはアメリカか?みたいな、おしゃれ洗車屋もあれば、浮浪者みたいな格好をした暗い表情の若者が黙々と作業するどローカルの洗車屋もあり、競争は過酷です。

お値段は手洗いで車一台2ドルから3ドル。安いと思われるでしょうが、10年前は5000リエルでしたから、これでも着実に値上がりしてるんです。

参考までにバイクは2000〜3000リエル。お金のないバイタクは水たまりで自力洗車してますが、塗装が痛むので真似しないように。

車を入れ、係員にキーを預けたら、あとは飲み物でも飲んでひたすら待つのみ。20〜30分の辛抱です。高圧噴射で水をジャバジャバ。砂を落としたら洗剤でシャボシャボ。すすいだ後は人海戦術でフキフキ。中のマットもキレイに洗い、掃除機をかけてくれます。

片隅では従業員が愛犬を洗っていました。なんでも洗うこの大らかさ。オイルチェックもしてくれます。昔はこのまったりタイムが大好きでしたが、最近ちょっぴり忙しくなり、車も埃まみれになって参りました。そろそろまた洗いに行こうかな……。
(文・クーロン黒沢)



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