本因坊セレクト : 今日の視点 プノンペンの電力事情が少し改善?

シックスサマナ記者、本因坊がセレクトした今日のカンボジアを映し出すとっておきニュース!

5月中旬から6月頭にかけ、プノンペン市民は断続的な停電に悩まされましたが、そんな状況も少しずつ改善に向かっているようです。

Blackouts to end soon: EdC

50メガワットの発電量が見込まれるシハヌークビルの石炭火力発電所が間もなく稼働。これによって、プノンペン・カンダール州・コンポンスプー州の停電問題がほんの少し軽減される見込みです。

現在、プノンペンの電力需要は約400メガワット。ところが実際供給されているのは290メガワットで、うち半分の電気をベトナムから購入しています。

アセアン各国の電気料金を比較してみると、一番高いのはカンボジア。ちょっとエアコンをつけると、日本にいるのと変わらない金額の請求書が届きます。くわばら、くわばら。

NagaCorp rolls dice on $15 million VIP terminal

ナーガグループが15億円を投資して、プノンペン空港にカジノ客専用のターミナルを建設。早ければ今年年末か来年頭ごろにはオープン予定。

カジノ側の発表では「政府の許可を取得済み」とありますが、航空運輸局はこの話を何も知らなかったようです。新ターミナルは通常の乗客ターミナルと異なる場所に建設され、専用入国ゲート、VIPラウンジを併設。富裕層の取り込みを目論みます。参考までに、ナーガカジノのVIP客は平均15万ドル使うそうです……。

UXOs turn up in land used to burn rubbish

コンポンチュナン州にて、村の焼却場の下から未使用の手榴弾や銃弾を発見。

焼却場を清掃中の村人が、弾薬が満載されたケースを発見。この焼却場はクメール・ルージュ時代の戦場跡にあるそうで、専門家によると発見された弾薬のうち半数は使用可能で、爆発の危険があったとのことです。

Cambodian Maids to earn at least $420 a month

カンボジア政府はシンガポール向けにカンボジア人メイドを送っている派遣業者に、最低420ドルの給料を保証するよう通達を出しました。

今年だけですでに400人以上のカンボジア人メイドがシンガポールに派遣されています。
(抄訳・本因坊)



コメントを残す