明日を生き抜く : プノンペン・エナジードリンク飲み比べ大会!

ブルーカラーが水代わりに愛飲するエナジードリンク! 実売30円程度。ふらっと来たらクビッと行きませんか?

カンボジアではエナジードリンクを「コチョール」と呼びます。理由は定かじゃありませんが、昔からなぜか皆そう呼んでます。一日の仕事を終え埃だらけになった労働者が、腰に手をあてキューッと一杯。

商店の棚では沢山の類似品がしのぎを削ってます。果たしてどれがウマイのか、マズイのか。効くんだろうか? 誰も教えてくれないので、シックスサマナが調べました!

1.レッドブル
元祖エナジードリンク。タイでは瓶詰めが普通ですがカンボジアでは缶入りで販売されています。バリバリに搾取されている最底辺の人々のために開発された飲み物ですんで、日本で販売中のレッドブルとは成分が若干異なり、キツ目です。

2.M-150
タイではエナジー業界シェア二位。「エムロイハーシップ」と読みます。カンボジアでも「エムロイハーサップ」と言えば通じます。当地ではレッドブルよりM-150の方がメジャーかも。後味がちょっぴりクドいけど、このクドさが「よく効く」感を演出しているのかもしれません。

3.カラバオデーン
タイの労働者階級がこよなく愛す伝説のバンド「カラバオ」のリーダーが自ら開発・売り出したという伝説のエナジードリンク。後味すっきり。甘ったるい風味が舌に残らず、さわやかですらあります。

4.バッカス
韓国製エナジードリンク。注いでびっくり。どぎつい蛍光イエロー。飲んで大丈夫なのこれ? しかも臭い! 漢方臭い! くそまずい代物ですが、町の雑貨屋では意外とメジャーなブランドです。

5.バッカー
韓国製エナジードリンク。缶に描かれた脳みそのイラストが怖い。液体色はバッカスにそっくりですが、バッカスのえぐい部分を何もかも取り去ったアッサリ味。飲みやすいけどパンチに欠けます。

6.メガバイト
炭酸入り。エナジードリンクといえば不健康な色がお決まりですが、こちらは珍しく透明の液体。ところが……今回試した中で最もえぐいテイスト、頭痛薬を溶かした炭酸水を飲んているような。後味も苦みばしって医薬品そのもの。ワースト一位はこれに決定!

7.サムライ
コカ・コーラ社がカンボジアとベトナムで限定販売中のエナジードリンク。侍の血を思わせる真っ赤な液体。炭酸入り。かき氷のシロップをそのまま飲んでいるような、地獄さながらの甘ったるさが特徴。ワースト二位のひどい味。

8.スティング
ペプシのエナジードリンク。サムライに準拠した赤みと炭酸入り。見かけサムライにそっくりですが、甘み抑えめで非常に飲みやすく後味もしつこくありません。最も評価の高い一本でした。

以下、最下段に評価の模様をまとめたビデオがあります。よろしければどうぞ! 本意ではありませんが、不快な表現が含まれておりますので視聴には充分お気をつけください。
(文・クーロン黒沢)

ENERGY DRINK TOURNAMENT IN PHNOM PENH 2013

ENERGY DRINK TOURNAMENT IN PHNOM PENH 2013 投稿者 downloaders

男の飲み物や!



“明日を生き抜く : プノンペン・エナジードリンク飲み比べ大会!” への2件のフィードバック

  1. admin より:

    飲み残しを外に半日放置したけど、一匹も虫が寄り付かなかった。そういう飲み物です

  2. @nakanoken より:

    明日を生き抜くために : プノンペン・エナジードリンク飲み比べ大会開催! http://t.co/RukgyDht

@nakanoken にコメントする