エアアジア乗り継ぎで行く:クアラルンプールスピード旅行の巻

カンボジアへ最も安く移動できる羽田発エアアジア:プノンペン行き。乗り継ぎを利用してKLを探索しよう。

エアアジアの東京→プノンペン路線。安い時期だと片道3万円ちょい。乗り継ぎもそれほどキツくなく、まあまあ我慢できる範囲内。

東京からプノンペンへ向かう場合、羽田空港を深夜11時過ぎに出発。マレーシアのクアラルンプールに翌朝6時頃到着。約7時間後の午後2時過ぎ、プノンペン行きの便に乗り継ぎます。

プノンペン発東京行きは乗り継ぎの待ち時間が2時間と短いのですが、東京発の便は7時間待ち。空港でアホみたいにボーッとするのもアリですが、瞑想が趣味でなければ町へ出かけましょう!

KL到着は早朝。まだ辺りが薄暗い時間です。とりあえずコーヒーでも飲んで一服してから出発です。焦って急いでも、時間が早すぎてお店が営業してませんから。

KL国際空港(KLIA)からKL中心部のセントラル駅までは、ノンストップの高速列車で約30分。しかしながらエアアジアの発着する空港はLCCTと呼ばれる格安航空専用空港。KLIAと数十キロも離れています。KLIAとLCCTを結ぶ連絡バスもありますが、市内へ行くならエアアジアが運行するLCCT発のSKYバスがおすすめ。LCCT端っこのバスターミナルから15分おきくらいの頻度で出ています。

他社のバスもありますが、基本的に満席後の出発なので、タイミングによっては長時間待たされます。SKYバスにしときましょう!

料金は9リンギット(1リンギット=28円)。荷物はバスのトランクスペースに入れます。空港に預けても良いのですが、LCCTの荷物預かり所はぼったくり価格。しかも預ける前に検査が必要と面倒くさい。チケットはバスの車内でふてくされたインド人の車掌から購入しますが、降車時に半券を要求されることがあるのでご注意。

バスは一時間でKLセントラル駅に到着します。繁華街のブキッビンタンに行くならモノレール駅へ。建設中の連絡橋が完成すれば徒歩1分ですが、現在まだ工事中のため、回り道で5分程度の距離です。

ペトロナス・ツインタワーのふもと。高級ショッピングモールのスリアKLCCに行くなら地下鉄で。いずれにしてもまだ早朝。モールの類は早くて10時オープン。途中で朝食でもかっくらいつつ、のんびり行きましょう。

KLセントラル駅からモノレール駅までの道沿いには、インド系の定食屋がいっぱいあります。余談ですが、モノレール駅の裏はドロドロのスラム街。怖いもの、キタナイものが見たくないなら、脇の小路には入らないでおきましょう。

さて、所詮は乗り継ぎなので時間は限られています。チェックインもあるし、お昼頃には空港に戻りたいところ。KLセントラル駅からLCCTのルートは色々ありますが、片っ端から試した結論から言えば、来たときに乗ったSKYバスが安くて早くて便利です。

セントラル駅に「LCCT行きの快速列車」なる看板がありますが、これ実は詐欺みたいなもんで、発着は30分おき。途中駅で無料の連絡バスに乗り換えなければいけません。連絡バスはいつも満員。バスのくせにカーブで片輪浮かす無茶苦茶な運転です。てなわけで、良い旅を!
(文・クーロン黒沢)



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